2021.09.14 BLOG
セミナー開催や試験開催時には非接触検温機器の短期レンタルをお勧めする理由
2020年から感染拡大が止まらない新型コロナウィルスですが、この状況においても今までの生活を行わなければなりません。もちろん生活様式は一変されてはいますが、大きく変わった部分とそうでない部分の差がだいぶ出てきているように感じます。
その中でも学生の方々は大きく変化しているでしょう。
4月に入学したはいいものの、一度も大学で直接授業を受けられない方や、週の半分以上がオンライン授業に切り替わった方が多いような印象です。
ですが、学生からするとやはり直接授業を受けたい、直接セミナーや試験会場で試験を受けたいという思いを持つ方も多いようなので、今回はそんな人が集まる時にこそ活躍する非接触型検温機器の導入すべきポイントを解説していきます。
非接触検温機器の短期レンタルをお勧めする理由
非接検温機器の短期レンタルで一番のメリットは、やはり金額面です。通常、大規模な試験会場などでも使用できる非接触型の検温機器は、購入するととても高額です。
仮に、毎日検温機器を利用するのでしたら、その金額も妥当だと考えられるのですが、短期使用の為に高い金額を出して購入するのはデメリットの方が大きい為、短期レンタルをお勧めします。
また、非接検温機器の短期レンタルをする場合は、貸し出しをする機器はすぐに使える状態になっていることが多いです。さらに整備もちゃんと行き届いていることが多いです。
例えば、「イベント開催日の数日前にネットで購入した検温機器が届き、試しに使用してみたら初期不良が発生し、イベントで使用できなかった」みたいなトラブルが、短期レンタルの場合は防げる可能性が高いです。
セミナーや試験会場で選ぶべき検温機器
短期レンタルができる非接触型検温機器には様々な機種が存在します。
その中でもセミナーや試験会場においては【小型タブレットタイプ】【AI機能搭載サーマルカメラ付き】【サイネージ機能付き】の3機種がおすすめです。
非接触型検温機器を導入するにあたっては
①、想定される検温人数
②、非接触型検温機器のサイズ
③、設置可能な場所の確認
④、屋内である事
⑤、短期レンタル時のレンタル料
この5つのポイントをもとに機器の選定を行いましょう。1つずつ解説していきます。
①想定される検温人数
セミナーの受講人数や試験の受験者により検温機器の選び方が違います。
まず、小規模(1~20人程度)であればコンパクトなタブレットタイプの検温機器で十分でしょう。あまり大型のものを入れても検温人数自体が少ないのであれば、無駄なレンタル料を支払う事になってしまいます。
タブレットタイプの検温の場合、1回につき1人の件を0.3~0.5秒で行う事が可能です。
もちろん流動的に検温出来ればいいのですが、タブレットタイプの場合は一度検温機器の前で立ち止まる必要があります。
次に中規模(20~500人程度)であれば、サイネージ機能の付いた検温機器がおすすめです。サイネージ機能付きの検温機器とは、いわゆる電子公告看板で、アパレルショップや駅構内等で使用されることの多い検温機器になります。
このサイネージには使用者側で自由に広告を打ち出すことが可能です。
最後に大規模(500~1000人以上)ではAI機能を搭載したサーマルカメラ付き+大型モニターの検温機器がおすすめです。
500人を超える場合、一度にまとめての検温が実施出来ないと検温だけでかなりの時間を要します。AI機能を持つ検温機器では【顔認証システム】により、一人一人の顔を識別し、一度の検温で最大20~30人の計測が可能でしっかりと顔写真と検温記録も残すので、人数が多くても対応できます。
また、サーマルカメラを搭載している機器ならば検温自体の誤差も少なく±0.3℃ほどなので一人一人の現在の体温を記録出来ますし、万が一発熱者を検知した場合にはアラームと光で周囲に注意喚起ができるので、一度の検温でも安心できるでしょう。
モニターに接続しているので直接自身の体温と周囲の人間の体温も目視で確認できます。
②非接触型検温機器のサイズ
サイズで機器を選択するのも大切です。
例えばセミナー会場等の場合、いつも広い会場で講演出来ればいいのですが、そうはいかない場合もあります。コンパクトなタブレットタイプであれば一般的なタブレットに自立型のスタンドを付けて使用するものが殆どです。
幅は約30cm四方、高さは約1.5~1.6mと調整可能なので男性でも女性でも検温しやすくどこにでも設置が可能な設計になっています。
中にはタブレット下に手指の消毒液を散布出来るようになっているものもありますし、その散布自体ペダルを踏んで行うものセンサーで行う機器もあります。
中規模タイプでお勧めしているサイネージ機能が付いた非接触型検温機器は幅1m程度の設置場所が必要です。高さは約2.2m程で、人間の目にサイネージ部分が見えやすい設計になっています。サイネージとして使われる部分は検温時にはカメラの映像を映しだし、検温者自身の体温を目視確認出来るよう表示でき、検温していない時には前述した広告媒体となるので、いろいろな使い方が出来るのではないでしょうか。
大規模タイプでオススメしているAI機能つきサーマルカメラを搭載した検温器には大型のモニターが付いているので、どの検温機器よりも設置する場所を取ります。
ですが、一度の検温人数はどのタイプよりも多く、検温したカメラ画像をそのままモニターに表示できるので、自身だけでなく周囲の人の体温も見ることが出来るのは安心です。
特にセミナーや試験会場という室内で人が密集する可能性が高い場所では、いくら換気をすると言っても限度があります。
発熱者を同じ会場に入場させないだけでも参加者にとっては安心できるのではないでしょうか。
③設置可能な場所の確認
共通して言えるのは【設置箇所を事前に確認しておく事】が大事です。
例えばコンパクトなタブレットタイプを設置して参加者が50人程度のセミナーや試験を行うとしても、入場口の制限を設けなければ意味がありません。
設置場所を確認せずに性能だけを考え、AI機能付きの大型モニターの非接触型検温器を「短期レンタルしたはいいものの、実際に設置してみると人の動線が取りづらく、結果として小さいほうが良かった。というケースも少なくありません。
また、非接触型の検温機器は全て電源が必要になってきます。
電源から離れすぎていたり、最悪電源の確保が出来ないような場合にはいくら高性能な機器を持っていても使う事すらできません。
また、設置場所は平坦な場所でなければなりませんし、階段の踊り場の様ないつ接触するかわからない場所への設置は可能な限り避けましょう。
あくまでも短期レンタルなので、故意の破損である場合には修理費用の請求や最悪弁償という事も考えられます。
④屋内である事
設置場所や使用箇所は原則屋内のみとなります。
設置場所を確保できないからと言って屋外での使用は絶対にやめましょう。
検温機器はどれも精密機械なので【水・熱】には非常に弱いです。
どうしても屋外で使用しなければならないのであれば、仮設テントを設置し、コの字型に囲いを行って雨・風・熱の対策を行って使用しましょう。
また、その際には第三者が機器に接触しないように、人員の配置も忘れてはなりません。
⑤検温機器短期レンタルのレンタル料
レンタル料は【機種・期間】によって異なります。
殆どの場合は1日からの短期レンタルが可能で、長期であれば1カ月や半年での使用が可能となっています。
現在は非接触型検温機器のレンタル事業がだんだん増えてきているので、どの会社で短期レンタルするのかの1つの指標としてレンタル料で見るのはいいかもしれません。
例えば、コンパクトでタブレットタイプの場合、1週間程度のレンタルであれば小額で借りられる物もあります。これには保証等も含まれているので、短期レンタルしやすいのではないでしょうか。もちろん短期のレンタルよりも長期レンタルの方が格段と安くなりますが、セミナーや試験では同じ場所で1カ月も行うものはありません。
使わない機器を持っていても無駄な支出が増加するだけなので、しっかりと期間を決めてレンタルする事が大切です。
また、大型の検温機器を短期レンタルする場合には短期でも数万円~となっているのである程度の集客見込みがなければ大きな支出となってしまいます。
ですが、規模が大きく来場者が多いイベントなどでは、スタッフによる手動の検温に掛かる人員を、AI検温機器によるスムーズな自動検温で削減できるという大きなメリットがあります。
尚、レンタル機器を貸し出す会社によっては、検温機器の設置まで代行してくれるオプションサービスがあるので、イベントのスタッフが検温機器の設定や操作に詳しくなくても業者のスタッフがサポートしてくれるというメリットもあります。
このようにセミナーや試験会場で非接触型検温機器を使用するのであれば、短期レンタルが可能で、尚且つ管理や保証がしっかりと出来る検温機器を選ぶことをオススメ致します。
アドレックスではセミナーや試験会場、大規模のイベントでも活用できる、モニター付きのサーマルカメラ(AI検温アラームシステム)のDS-43S-AIや小型タイプのKS-Compactを1日から短期レンタルできるプランを提供しております。
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