2021.07.20 BLOG

サイネージとしても使えるAI検温アラームシステムを短期レンタルで使用するメリットを紹介

 

新型コロナウィルスの感染拡大により、4度目の緊急事態宣言が発令され、各企業は急な宣言に困惑と疲労が隠せない状況が続いています。

中でもイベント関係の中止や延期、収容人数の大幅な削減がこのところ目立っていますがオリンピックは開催されるという事で中々収拾がつかない状況でしょう。

また、昨年の1月から始まった各企業の始業前の検温も1年以上継続しており、ランニングコストの見直しや導入機器の再選定のタイミングでもあります。

そんな中で現在注目されているのが【短期レンタル検温機器】です。

今回はそんな短期レンタル機器を導入するメリットと選ぶポイントを解説していきます。

 

AI機能付き検温器とメリットとは

 

はじめにAI機能の付いた検温器とはという部分を簡単に解説していきます。

AI機能の付いた検温器には、付属してサーマルカメラが付いている場合が多く、サーマルカメラは物質から出ている【赤外線】を感知し視覚化できるカメラです。

そのサーマルカメラとAIによる【顔認証システム】で高精度に人間の顔を把握し、赤外線による検温を行いその結果をモニターに映すという事が可能になっています。

このシステムを使う事で無人で体温計測を行う事が可能となりました。

測定時間も1回あたり約0.5秒以下、一度の計測可能人数も最大20~30人と大幅に増やす事で検温者同士の接触感染リスクを減少させるだけでなく、高精度な検温が可能となっています。

また、一般的な小型検温機やタブレット型の検温機と比べるとメリットは多い印象です。

 

①測定を無人で行う

前述した通り、測定はAIにより行うので接触感染のリスクが最小限になります。

 

②測定スピードが速い

1回あたり0.3~0.5秒です。(機種により変動有り)

 

③測定誤差が少ない

赤外線により検温しているので、表面温度測定で起こり易い外的要因による測定温度の変化が無く、実際の温度との誤差が少なく測定できます。

 

④測定データの管理がしやすい

管理端末1台で複数の検温機器のデータ管理が可能となっています。万が一の場合でも迅速にデータ取得が可能となります。

 

⑤一度の計測可能人数が複数人可能

小型検温機器の場合、1回につき1人の計測となりますが、AI機能付きの場合は自動で顔認証を行い、個別に検温を行うので複数人数の検温が可能です。

 

このようにAI機能を搭載している検温器はそれだけで小型検温機器よりも感染リスクが軽減できるだけでなく、時間と人の有効活用が可能となります。

 

サイネージ(電子式広告媒体)機能付き検温器とは

 

サイネージと言っても一般的に使われる言葉ではありません。

分かり易くすると【電子看板】というもので、自社企業のPRや売りたい商品のポップを掲載できるデジタル機器になります。

このサイネージ機能を搭載した検温器を導入すると、前述したメリットよりもさらに多くのメリットを生むことが可能です。

 

①検温時以外は広告媒体として利用が可能

 

このコロナ禍で最も影響が多いのは飲食店でしょう。検温機器を導入し、記録管理も行いながら客席数を削減し、営業時間も短くしています。

当然売り上げも減少しているでしょうがその分検温機器などの機材購入に支出が多くなり、結果的に赤字経営になっている企業も少なくありません。

このサイネージ機能を搭載した機器を導入すればしっかりと外部に自社企業で行っている感染症対策を打ち出すこともできますし、商品PRも可能です。

今まで通りの売り上げに戻った後にもしっかりとそのPRは継続可能なので、売り上げ回復に繋がり易くなります。

 

②外部から内部の状況を確認出来る

 

例えば大手企業の某スーパーマーケットでは、【現在の入店人数】を分刻みでこのサイネージに映しています。

この事から『今入店すると感染のリスクが高いのでもう少し落ち着いてから入店しよう』という抑止力にも繋がります。

その他にも【入場制限のタイムスケジュール】や【予約時間のスケジュール】など外部への連絡手段としての利用も可能です。

 

③ランニングコストの軽減

 

サイネージ機能を搭載した検温機器なので【広告費用の削減】にも繋がります。

従来のままですと【機器導入予算】と【広告費用】が二重に重なり、それぞれに費用が必要ですが、このサイネージ機能搭載機器の場合は【機器導入費用+広告費用】となりますので余計な費用を生むことがありません。

 

このようにサイネージ機能を搭載した検温機器導入には様々なメリットがあります。

 

サイネージ機能搭載の検温機器短期レンタルのメリット

KS-Compact

 

さて、ここまででサイネージ機能を搭載している検温機器のメリットを解説してきましたが、唯一の弱点は【価格】でしょう。

高性能な機器も多く、1台当たり数十万円~数百万円と幅広く展開されているので、正直どの機種を使っていいかわからないという方も多くいらっしゃると思います。

高額な検温機器を導入したはいいもののコロナの影響で客足も伸びず、本来の機能を100%使わずに終わってしまうケースなどが一部のお客様である様です。

 

だからこそ有効活用して頂きたいのが【短期レンタル】です。

短期レンタルだからこそのメリットも多いのでご紹介していきます。

 

①費用が定額なので支出に影響しにくい

 

高額な分、定額でのレンタルが可能です。

支出は今までと大差なく行えるにも関わらず、高性能な検温機器を導入する事で顧客側から見ても安心して入店が出来るというメリットがあります。

また、大型モニター付きのものと小型モニターのものでも価格が違うので、自社の測定想定人数に合わせて選べるのも大きなメリットです。

 

②1日単位からのレンタルが可能

 

例えば突発的なイベント等の場合、1カ月単位のレンタル料は数十万円になりますがそのイベント以外で使う目的が無ければ無駄な支払いになってしまいます。

また、逆に1か月以上毎日利用したい場合でも急に高額機器を導入するのには勇気がいることでしょう。

短期レンタルならば1日単位での注文が可能で、設置から撤去まで専門業者にお願いできるので機器の取り扱いになれていない方でも安心です。

 

③設置場所に実際において判断できる

 

『これ位のスペースで設置できる』と考え、いざ設置すると動線が狭かったり、配線が邪魔になったりと想定外の不都合も出てくる可能性があります。

1週間程度短期レンタルして、実際に使ってみるのも大事な導入判断の1つです。

『実際に想定していた検温人数よりも少ない』『意外に大きすぎた』『もう少しモニターが大きい方がいい』等の判断がしやすいのも短期レンタルならではでしょう。

 

④サイネージの効果の確認が出来る

 

実際にサイネージを打ち出すことでその効果を体感できます。

商品PRが成功していればしっかりと顧客獲得に繋がりますし、外部への連絡手段としても十分効果が期待できるのではないでしょうか。

 

⑤他店との差別化も可能

 

一般的にこのようなサイネージ機能を搭載している検温機器を導入しているのは大手企業や人口密集の可能性のある都市部駅構内、各種イベント会場などが多い為、中小企業で取り入れている場面の方が未だ少ないのが現状です。

その為、ぱっと見で『珍しい・感染症対策をしっかりとしている』という印象を与えることで店舗前に立ち止まらせることができ、新規顧客獲得にも繋がり易いでしょう。

 

このように短期レンタルで発生するメリットは購入よりも多く、使ってみて購入を検討するのもいいのではないでしょうか。

 

検温機器の短期レンタルと長期レンタルでは?

 

サイネージ機能搭載の検温機器は短期でも長期でも効果を発揮します。

長期的にレンタルする場合は、しっかりと【想定測定人数】や【ランニングコスト】を検討したうえで行うのが一般的でしょう。ですが、昨今の急な緊急事態宣言や急なイベント中止などを踏まえると、少しリスクのあるレンタルです。

 

であれば、今の状況を踏まえると【短期レンタル】がおすすめです。

もちろん【主をサイネージに置きたい】という企業であれば長期レンタルでもいいと思いますが、まずは使ってみたいという方には短期レンタルがおすすめです。

余計な費用やランニングコストも少なく済みますし、『本当に必要なものなのかどうか』という部分の判断材料にもなるでしょう。

 

急な政府の発表にも柔軟に対応できるので、個人的には短期レンタルを必要な場合に、必要な分だけというのがいいと思っています。

最後に

 

サイネージ機能を搭載した検温器は昨今のコロナ禍で初めて導入され始めました。

従来の検温機器とは異なり、取り扱いが難しい印象を受ける方もいらっしゃると思いますが、しっかりとサポート体制も整っているので、導入の前に『まず1週間程度使ってみる』そして『必要かどうかを判断する』というのも大事になってきます。

無理に大型モニターのものでなくてもOKです。タブレットタイプのものもあり、大型モニターの機器よりもかなりリーズナブルに短期レンタル出来ます。

 

大事なのは実際に利用して今後の検温のあり方を考えるという部分です。

 

アドレックスではAI検温アラームシステムのDS-43S-AIやKS-Compactを1日から短期レンタルできるプランも提供しております。イベントなどを開催予定のお客様は是非ご活用下さいませ。

 

 

 

 

 

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