2021.02.22 BLOG

AI検温アラームシステム(DS-43S AI+)が新型コロナウィルス対策で優れている点

AI検温アラームシステム

 

新型コロナウィルスが猛威を振るう中で、急激に成長した商品と言えば【検温器】ではないでしょうか。

昨今の検温器の成長・進化は著しく、各企業もこの検温器の開発に余念がありません。

今回は【DS-43S AI+】という検温アラームシステムがいかに新型コロナウィルス対策の検温器として他社製品よりも優れ、導入が多かった理由をご説明します。

 

この【検温アラームシステム DS-43S AI+】は大型モニターとサーマルカメラが一体となった自立式検温機器になり、各検温者は自身の体温を目で見て確認出来ると共に、他者の体温も確認出来ます。

 

大きく分けて3つの導入メリットがあります。

 

1、検温速度と検温人数

2、検温以外の機能

3、価格とデータの記録・保持

 

そして、この機器導入にあたっての主な顧客は【大手企業やビル、商業施設や病院】などがあります。この【DS-43S AI+】は、AIによる非接触型自動検温機器で集団検温に適している為です。

 

次からは各メリットのご説明をしていきます。

 

検温速度と検温人数

 

AI検温アラームシステム

 

この【検温アラームシステム DS-43S AI+】は一度に複数人の検温が可能です。

その最大人数は20人となっており、顔認識してから約0.5秒での検温が可能です。

さらに、この顔認証機能は高性能で、従来マスク着用では顔認証が正確に行われず、検温出来なかったものをマスク着用でも検温可能にしています。

従って、検温時にいちいちマスクの脱着をしなくても済むという点と、マスク脱着時の感染リスクの低減に繋がります。

さらに最大検温人数20人という事で、密集する時間が短時間になり、他者との接触時間の短縮で感染リスクを抑えています。

 

そしてこの非接触型自動検温で問題視されていた点が1点。

それは【検温精度】の問題です。

 

従来、この様な集団で一気に検温できるものの場合、精度が悪い傾向にありました。

例えば外気の影響を受けたり、室内のエアコン温度によって体温が上がった時点で計測したりと何かと不便も多かったのです。

 

ですが、この【DS-43S AI+】はAIによる自動顔認識と実体表温度、温度補正オプションを使用する事により±0.5~0.3℃にまでその精度を調整することが出来ます。

 

これにより完全非接触型でも細かな検温が可能になりました。

 

今までのハンディタイプではこれ位の精度が一般的でしたが、ハンディタイプはおでこに当てる面が非接触というだけで、実際に計測するにあたってはトリガーを引かなければならないので、そこは接触箇所として感染元になる可能性があります。

 

【完全非接触でこの精度】という面でも信頼できます。

 

測定以外での機能

 

2020年初めからこの【検温】という面が世界的に重要視されてきました。

それは新型コロナウィルスの発症を確認するうえで【約37.5℃の体温が継続的に確認される場合は感染の疑いがある】という面から来ています。

 

ここで問題視されたのがまず【検温部分の接触型と非接触型】があったという点。

接触型とは、一般的に使用されている脇に挟むタイプや、新生児などの検温に使用する耳で行うものです。一般家庭などにはこれが普及しているでしょう。

 

そして非接触型とはいわゆる【検温対象に向けてトリガーを引くもの】でした。

 

この非接触型では【医療用と工業用】があり、間違って購入してしまった方も多くいらっしゃると思います。そして非接触型と言っても、前述した通り、接触部分はありますので、感染防止対策の観点から見ればあまり導入する意味がありません。

 

そこで開発されたのがこの【完全非接触型】です。

この完全非接触でもいくつかの問題点が発生しました。

それは

 

1、コスト面

2、設置個所

 

が大きいでしょう。まず、コスト面は【検温機器】としては全てにおいて高額だ。という事です。体温を測るだけであれば各家庭で使っているものを使えばいいだけですから。

そして設置場所の選定も同時に行わなければいけない点も在りました。

 

その2つの問題点を改善したのがこの【DS-43S AI+】です。

この【DS-43S AI+】は検温以外にも【電子式広告媒体=サイネージ】としての役割もあります。

 

 

例えば企業で自社製品を宣伝する為に使っている様な、大型のショッピングモール等にある様な、時間によってどんどん広告内容が変わっていく看板の事です。

 

それを検温機器と同じものに取り入れたのが【検温アラームシステム DS-43SAI+】になります。

 

これにより企業では【自社広告宣伝費+検温機器導入費】ではなく、【自社広告宣伝費のみで検温が可能になる】という大きなメリットが生まれました。

 

従来、サイネージの導入にはかなりの費用が掛かります。さらにこのコロナ禍で従来通りの売り上げが立たず、検温機器にまで割ける予算がない企業も多かったのでは無いでしょうか。売り上げ回復の為に広告費用を減少させるわけにはいかないが、検温機器導入にも一歩踏み切れないところもあったと思います。

 

ですがこの【DS-43S AI+】であれば

・20人での検温により、検温速度の上昇

・マスク着用での顔認証が可能なので感染リスクの低減

・検温時以外はサイネージとして集客も可能

というコロナ終息後にも導入企業にとっては大きいメリットが残ります。

 

また、設置場所もビルの屋内入り口や屋根のある場所であれば設置可能ですので、エレベーター前などに設置している企業やビルが多いようです。

一気に検温が出来る=集団がその機器の前に居る=その集団に向けて広告を効率的に展開できる。という事になります。

 

価格とデータ記録・保持

 

 

大型ディスプレイとサーマルカメラを搭載した、最新のAIによる完全非接触型自動検温機器+サイネージ機能も搭載している。

これだけを聞くと数百万以上しそうな高性能です。

更に、この【DS-43S AI+】はPC1台で複数の機械のコントロールが可能です。

 

例えばこの【DS-43S AI+】を自社ビル内以外に関連企業の1階入り口などに設置する場合、専用端末1台でこの5台の検温状況や発熱の疑いがある方の検温記録、顔写真や検温した日、時間等も全て確認出来ます。

 

いちいちその機械のもとに行き、データを取ってくる必要がありません。

また、端末管理者の役職によって個別にアカウント登録をしておけば情報の漏洩等も防ぐことが可能です。

 

仮に発熱者を感知した場合、ディスプレイには赤い枠で個別に表示され、アラーム音と共に警告が流れます。一方の管理端末には検温した機器が画面上に抜粋され、その確認をしない限りウィンドウが表示され続けますので、見逃す心配もないでしょう。

 

そのデータは全てログの保存が自動で行われます。

 

冒頭に説明したようにこの【DS-43S AI+】は【大手企業やビル、商業施設や病院】などで特に良く導入される機器です。

 

すなわち、【人の行き来が多い場所=感染リスクの高い場所】での導入が多いという事です。

 

【検温アラームシステム DS-43S AI+】は決して安い価格では無いものの、【もし感染者が出てしまったら】という社会的立場を見た時には導入する価値が大いにあります。

 

さらに、検温機器費用だけでなく、【広告費用】としても考えた場合、コストパフォーマンスが良い商品と言えます。

 

最後に

 

今回は【完全非接触型 自動検温測定機器】という面で、新型コロナウィルスの感染防止対策として非常に優れている【検温アラームシステム DS-43S AI+】をご紹介させて頂きました。

 

ですが、あくまでも【感染防止対策の一環】という事を忘れないでください。

この機器は別にコロナウィルスを駆逐もできませんし、ワクチンを出すわけでもありません。

個々の手洗い、うがい、3密の回避などの感染防止対策を行ったうえで【検温】というコンテンツで優れた機器という事です。

 

これで検温したから大丈夫という訳ではありませんので、今まで通りの感染防止対策を行ったうえで、感染拡大を防止する為にも日々の体調管理を個々が徹底し、余計な感染者を生まない為にも、この様な機器の導入が進められています。

 

アドレックスでは、検温アラームシステム機器の導入実績が多数ございます。また、検温アラームシステム DS-43S AI+も取り扱っております。ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

   

製品情報

アドレックスの検温アラームシステムのスペック表

  • 本製品で測定されるものは体表温であり、一般的な体温計で計測される体温とは異なります。また計測によりウィルスの感染を判断するものではありません。
  • 本製品によるスクリーニングで発熱の疑いが出た場合、体温計での再検温を推奨いたします。発熱が確認された場合別途、医師の判断を仰いでください。
  • 本製品は、薬事認証を取得した医療機器ではありません。
  • 本製品を用いた診断などの医療行為にはご利用頂けません。
DS43-S-AI+とKS-COMPACTのスペック表
DS43-S2とKENON-A-01のスペック表

 

お知らせ一覧に戻る