2021.02.18 BLOG

新型コロナウィルス対策としてなぜ検温が必要なのか改めて解説

 

2020年の始めに中国、武漢で発症者が確認され、約半年で世界中の国に感染を拡大。

その勢いは未だに勢力を衰えず、【変異種】まで発見されている新型コロナウィルス。

ワクチンの開発がやっと軌道に乗り、2021年3月頃から摂取可能になる様、研究者の方々も努力されているのが現状です。

日本でも感染者が続出し、未だに高止まりしている都内をはじめ、関西地方でも感染者が増加しています。

一方でGoToキャンペーンの中止決定からオリンピックの延期、外出自粛の要請など、いままで経験してこなかったような状況になっている方も多いでしょう。

毎日マスクを着用しての通勤なんて、このコロナ前には1人もいらっしゃらなかったと思います。

そんな個々の感染対策防止のおかげで、コロナだけでなく、昨年の【インフルエンザ患者数】の急激な減少はニュースでも取り上げられていましたね。

 

今回はそんな個々で行っている感染防止対策の中で【検温】というキーワードに目を向けてみましょう。

なぜそこまで必要なのか?基準は?仮に発熱者がいた場合は?は等を解説していきます。

 

検温の必要性

 

検温の必要性

 

まず、【検温の必要性】を解説します。

今回の新型コロナウィルスの症状の特徴の中で一番大きいのが【37.5℃以上の発熱が継続的にある】という事です。

もちろん他にも【嗅覚、味覚の異常】が挙げられますが、これを感染者以外が確認するすべはありません。

もし仮に、味覚や嗅覚に多少の異常があっても【風邪をひいているだけ】で片づけてしまうからです。

そしてそれは本人からの通達が無い限り、外部の人間の【観察】だけでは判断が付かないのです。

ですが【発熱】はどうでしょうか。

まず、感染拡大当初には【体温測定】をするという事が重要になりましたね。

 

これは通常の脇にさす体温計で体温測定しなさい。といったところでした。

ですが、これでは感染者が使用した後に接触して、次に使用した人間が感染する恐れがある、尚且つ集団で測定するには不衛生で時間も掛かる。

そして次に【非接触型のハンディタイプ】の登場です。

今までは工業用(主に壁の内部温度差で水漏れ箇所を確認する為や、消防の延焼確認のための物)がメインでしたが、人体の体温測定が可能な物が増えてきました。

ですがここでもハンディタイプでも接触感染がおこる場合がある、衛生的に不安が残る、室内外で誤差が大きくしっかりとした数値が取れない等、様々な問題が出てきました。

 

そこで今現在では【完全非接触型サーマルカメラ式体温測定機器】が主流です。

現在は病院や公共施設、企業や店舗なんかで一般に使用されているもので、サーマルカメラと外部モニターをつないで、人間の表面体温の測定を行うものです。

 

この機械の進歩によって、触らずとも検温出来るようになりました。

そして重要なのが【検温の基準】です。

全てのカメラで共通するのは【基準が設定できる】という点。

37.0℃など好きなように設定できます、この事により、その基準値以上の発熱者を検知した場合、警報やランプで周囲に【発熱者感知】を知らせます。

 

前述した通り、新型コロナウィルスの特徴である37.5℃の発熱者を見分けるにはこれが一番早く確実です。そして感染防止対策の観点から【自己防衛】ができるタイミングでもあります。発熱者との距離を置き、周囲に知らせることで発熱者自身も医療機関にかかり易いというメリットが生まれます。

この様な点で、検温は感染防止対策には必至事項であると言えるでしょう。

 

発熱者の基準とは?

 

 

検温の重要性を認識して頂いた後、今回はその検温による発熱者の基準をご説明します。

 

一般にこの新型コロナウィルスと呼ばれている【COVID-19】ですが、今まで人類が接した事のないウィルスだと認識されている方も多いのではないでしょうか。

このコロナウィルスは、今まで私たちが【風邪】と認識していたものの10~15%、流行期には約30%をこのウィルスが占めており、従来から接しているものです。

 

ですので、初期症状は今までの風邪とあまり変わらず【咳・鼻水・発熱・倦怠感・のどの痛み】等があります。そして約5日~7日後。

安静にしているにも関わらず【呼吸するたびに異音がする、37.5℃の発熱が治まらない】等が確認されるとこのコロナウィルスに感染している可能性が高いと言えます。

 

ここでも重要なのが【37.5℃の発熱の継続】です。

初期症状では風邪と何ら変わらず、あまり気にしないで対処をしない方も多いと思いますが、この発熱の継続が大きな判断基準になるでしょう。

これを放っておくと重症化しやすく、完治したとしても後遺症が残るケースも多いようです。

 

そしてこの発熱が継続している場合、高齢者や幼児、妊婦さんはとても危険です。

高齢者の場合はこの発熱に体が順応できず、亡くなってしまうケースも多いようです。

そして幼児は今まで【感染しづらい】と言われてきましたが、現在はその根拠がなく、【幼児が感染した場合には重症化しやすい】と言われています。

 

そして妊婦さんです。

妊婦さんは薬の投与が難しく、使える薬(漢方は使用可能)と使えない薬が出てきます。

もしも発熱者が近くにいることが分からず、その発熱者がコロナ感染者だった。そして妊婦さん自身が感染した場合、重症化しやすいと言えるでしょう。胎児も危険に晒されてしまいますので、妊婦さんで少しでも発熱が継続した場合、通っていらっしゃる病院へ行く前に連絡したほうがいいと思われます。

 

この様に

・自身が発熱者の場合、気付かないで感染を拡大させている可能性がある

・自身が妊婦だった場合、胎児にまで影響する

・周囲に発熱者がいた場合、自身も感染の恐れがある

・発熱者は風邪の症状に似ている事から継続的でないと判断が付きづらい

 

以上の事から、発熱の基準値は37.5℃となっており、それが継続的なものだと新型コロナウィルスの感染の可能性があると言えます。

 

重症化した場合のリスクと後遺症

 

先で説明したように、検温が大きな感染者とそうでない人のボーダーラインになります。

そしてその検温によって発熱者とされたにも関わらず、そのまま放置しているとどうなるのでしょうか。

 

まず、感染者は1週間程度、【通常の風邪だ】と認識する事が多いようです。

そして1週間が経過したころに発熱が続くことから、病院でPCR検査をして陽性と判断。

その後入院の手続きを取って、運が良ければそのまま入院という流れになります。

現在の医療現場は未だにひっ迫しており、簡単に入院できないですし、入院したとしてもその人に使えるだけの人工呼吸器が余っている訳でもありません。

 

もし仮に重症化してしまったら。

まず可能性として高いのが【肺炎】でしょう。このほかにも【上気道炎】や【気管支炎】等、呼吸器系器官が大きなダメージを受けます。

また、【サイトカイン・ストーム】と呼ばれる全身性炎症で血管が炎症を起こし、【血栓症】等も誘発されるそうです。

そして肺炎が重症化するケースもあり、【敗血症性ショック】や【多臓器不全】まで起こるケースも確認されている事から【死に直結する可能性が大きい】という事です。

 

そしてコロナ完治後の後遺症についてです。

コロナの後遺症で多いのは【脱毛・呼吸苦・倦怠感の継続・胸痛・咳・嗅味覚障害・慢性的な鼻炎】など、様々な症状が報告されています。

これは日本のみならず、世界中で確認されていることです。

特に呼吸器系の後遺症が多く確認されており、【退院から30日~120日前後】と後遺症の発症タイミングが遅く、気付きにくい。

 

そして現在問題視されているのが【変異種】です。

この変異種は一度コロナに感染→治療が完了し退院→変異種に感染というように、現在開発されたワクチンから御逃れるすべを持っている事も確認されています。

この変異種も発症の初期症状は【風邪】と似ており、PCR検査で初めて確認出来るものです。

 

最後に

 

今回は検温の必要性についてと、検温一つで分かる事をご紹介しました。

たがか検温。されど検温。毎日の検温による体温変化を自分自身が分かる事により、感染拡大防止にもなりますし、もしも自身が感染した場合、これを基準に各保健所や医療機関への連絡などもスムーズに行えるでしょう。

 

そして、周りにあまり検温に乗り気でない方にも今回ご説明した内容を伝えて頂き、自分自身の感染防止、他者へ感染させない為のおもいやりと思って頂ければと思います。

 

今現在も医療機関はひっ迫しており、個人でできる感染防止対策にも限界があります。

ですが感染防止の観点から見ても【検温】は非常に重要な行動であるでしょう。

 

アドレックスでは、検温アラームシステム機器の導入実績が多数ございます。ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

   

製品情報

アドレックスの検温アラームシステムのスペック表

  • 本製品で測定されるものは体表温であり、一般的な体温計で計測される体温とは異なります。また計測によりウィルスの感染を判断するものではありません。
  • 本製品によるスクリーニングで発熱の疑いが出た場合、体温計での再検温を推奨いたします。発熱が確認された場合別途、医師の判断を仰いでください。
  • 本製品は、薬事認証を取得した医療機器ではありません。
  • 本製品を用いた診断などの医療行為にはご利用頂けません。
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