2021.01.14 BLOG
コロナ対策!フェイスシールドのメリットと選ぶ際のポイント
令和の始まりから、世界規模で感染が拡大している新型コロナウィルス。
早期収束を誰もが願っていましたが、第一波、第二波、そしてGoToによる第三派、年明け早々の【首都圏における緊急事態宣言】の発令等、未だに勢力を衰えずに蔓延しています。
そんな中で企業に勤める人々は経済を止めない為に、様々な対策をしながら日々生活しています。
特に大きな打撃を受けているのは【接客業】でしょう。
感染者との直接かかわりをもつ可能性が非常に高く、その感染経路でさえ不明な事も多くなってきています。
そんな中で、感染症対策に一役買っている【フェイスシールド】。
今回はフェイスシールドやマウスシールドのメリットとデメリット、選ぶ際のポイントをまとめてみましょう。
フェイスシールドとマウスシールドのメリットとデメリット
従来、このフェイスシールドは医療機関における飛沫感染防止対策を行う為の物として主に使用されてきましたが、今では世界中で一般的になりましたね。
特に飲食業や宿泊業など、【人対人】の企業にはなくてはならない物になりました。
このフェイスシールドのメリットは次の通りです。
1、透明で直接相手の顔が全て確認出来る。
2、自身の飛沫及び、相手からの飛沫防止になる。
3、様々なサイズ展開があり、老若男女問わずに使用できる
この様に、【相手との直接のやり取り】をスムーズにできるのが最大のポイントです。
ですが、デメリットも幾つかあり、その中でも特に【顔の左右や下に弱い】という事。
正面に立ってはなしをする際には非常に有効だと思いますが、実際、道路を歩く際に正面からだけ人が歩いてくるわけではありません。
前後左右から空気が入りますので、エアロゾル化したウィルスがダイレクトに喉に入ってくる可能性があります。
フェイスシールドよりも小型なマウスシールドには、下記のメリットがありますね。
1、持ち運びしやすく、いつでも使用できる。
2、フェイスシールドよりも直接相手の顔や表情が確認出来る。
3、飲食をする際に、フェイスシールドよりも簡単に取り外しが可能。
マウスシールドは主に【自身の飛沫を相手まで届けにくく出来る】という事がありますね。
顔の前に板一枚あるのとないのでは、相手の印象も、感情も見やすくなり、大変便利なものです。
ですがマウスシールドにもデメリットは存在します。
それは【自身の感染防止には、ほぼ効果がない】という事です。
感染防止対策に重要な事は、いかに体内にウェルスの侵入を防ぐかという事ですので、買い物や仕事場でマウスシールドだけというのはあまり意味がないと言えますね。
使用のポイント
上記一章を踏まえて考えなければならないのは、【それぞれの使用のポイント】です。
例えば、飲食店においては、最近【必要以上に御客様と会話をしない】という事もあるみたいですね。
もちろん、いらっしゃいませくらいは言うんでしょうが、ここでの必要以上とは商品のお勧めや居酒屋などでの器具の使い方などですね。
飲食店ではフェイスシールドよりもマウスシールドの方が多く使用されています。
これは相手の表情や感情がすぐにわかりますし、あまり壁を作らないようにする為でしょうね。そして、御客様と正面で向き合っての長時間の会話というよりも、短時間で伝えやすいのもマウスシールドを使用している利点でしょう。
ですが、それ故に飲食店従業員は個々の感染防止の意識が高くないとすぐに感染しやすいのでしょう。その感染した1人から複数人の感染=クラスターが発生しやすいのではないでないかと思います。
また、例えば人前に立って話をする場合はマウスシールドが適正ですね。
これは話をする方の近くに他者がいない事が前提でもあります。
マスクより音がこもりにくく、フェイスシールドよりも圧迫感がありません。
一方フェイスシールドを使う仕事とは、宿泊業のフロントスタッフや飲食においては長時間の接客を要する仕事などでしょう。
そして面と向かって話す時間も多い塾講師や教師なんかもこの部類に入ってきますね。
このフェイスシールドを使用したほうが、マウスシールド単体よりもこちらの飛沫を相手に与えない事に役立ちますが、相手からの直接の飛沫を防ぐのも重要なポイントです。
自身に対して、近距離に他者が大勢いる場合はフェイスシールドの中にマスクをするもの一つの感染防止対策ですね。
以上の事から
1、重要なのは【飛沫】による感染防止を軸に使用のポイントを考慮する。
2、【自身1=他者1】で短時間の会話の際にはマウスシールドの方が利点がある。
3、【自身1<他者複数】で、長時間正面で会話の際にはフェイスシールドの方がいい。
4、【自身1<他者大多数】の場合はフェイスシールド+マスクの感染防止対策が必要。
使う場所やそこにいる人数、時間に応じて使い分けることが必要になってきます。
フェイスシールド選びのポイントとは?
フェイスシールドと言っても、最近はいろいろなデザインの物が存在します。
例えば顔の前面に来る透明なプラスチックのフィルム部分と取り外して交換できるものと、そうでない物。
アルコール除菌が必要なものと、素材自体が抗ウィルス性の素材の為、除菌の必要がない物。
取り付ける部分が頭自体なのか、メガネの様に耳の上部なのか。
コロナウィルスの感染拡大初期は、ほとんどの人が【現状であるもの】を使用していたのに対し、最近ではデザインや品質にこだわって選べるのでいいですね。
そして【次世代のフェイスシールド】として話題なのが【HIRAX】という商品。
これはフィルム素材が抗ウィルスで抗菌SIAA認証フィルムである【リケガード】を使用している為、その都度のアルコール除菌が必要ありません。
そしてサイズもL・M・Sの3種類展開している為、男性も女性も、子供でも使用可能という所が魅力ですね。
また、飲食をする際にはこのフィルム部分を上にあげることで、口元の自由が利きますので、お食事の際にも便利に使えます。
1つのフェイスシールドでここまで機能的なものは今までありませんでしたので、今注目されている理由がわかりますね。
このHIRAXは顔全体を覆うタイプと、目元を覆うタイプの2種類が存在します。
前面を覆うタイプはしっかりと左右まで覆えますので、他者に接近しての会話にも影響は無さそうですね。
目元部分のタイプは非常にスタイリッシュで、マスクと併用する事が前提ですが、これも感染防止に役立ちそうです。
またフィルムの透明度はかなり高く、要望やオーダーメイド製品も製作可能との事ですので、障害を持つ方や着脱が難しい方にも対応してくれそうですね。
また、フェイスシールドにオリジナルの印刷を施してくれる会社もあります。
株式会社イシワタグラフィックスでは無色透明なフェイスシールドにオリジナルの印刷を行って頂けますので、イベントやコンサートなどに人気がある様です。
しかも簡単な造りになっていますので、例えば飲食店の入り口に、自身の店のロゴやキャラクターの入ったフェイスシールドを各御客様に使用してもらい、それ自体はそのままプレゼントしてあげることもできますね。
店内は来客者全員が同じものをつける為、一体感があり、アットホームな雰囲気も生まれやすいのではないでしょうか。
店員も同じものを着用すれば、お客様が帰宅した後に、自宅の会話の中で【こんな店にいったんだよ】や、SNSで写真を撮って頂ける機会も増えるかもしれせんね。
最後に
この様にフェイスシールドと言っても様々で、使用目的や状況、使用するタイミングなどによって変えていけることがわかりました。
接客時間や年齢層に合わせてもいいですし、イベントなどでの広告材料としても使用できるフェイスシールドは、今後の展開が非常に広がりやすい唯一の感染防止対策グッズではないでしょうか。
コロナウィルスの感染防止だけではなく、インフルエンザや風邪の予防でも使用しやすい物ですので、1人1枚は持っておくのがいいのではないかと感じました。
尚、アドレックスではコロナ対策でとても有効な検温アラームシステムを取り扱っております。ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。