2023.04.11 大阪万博
大阪万博(関西万博)間近!需要が増加する期間に企業PRを成功させるには
日本で行われることとなった大阪万博(関西万博)。万博とは、万国博覧会を略したもので、世界中からさまざまなものや人が集まります。そんな万博では、最新の技術に触れることも可能です。
過去に日本では、1970年、1990年にも大阪万博が行われていて、日本での万博は2005年の愛知万博以来開催されていませんでした。
また、大阪・関西万博では、様々な企業のPRの場としても機能します。国際的なイベントである大阪万博で企業PRを成功させることは、世界中に自分の企業を覚えてもらうことにもつながるというわけです。
今回は、大阪・関西万博というイベントとはどのようなものなのか、大阪・関西万博に伴う企業PR を成功させるためには何をする必要があるのかなどをわかりやすく解説します。
目次
大阪万博(関西万博)はいつ?どこで?
今回の大阪・関西万博の正式名称は、「2025年日本国際博覧会」で、英語では「Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan」と呼ばれます。世界から最先端のものが集まる大阪万博ですが、いったいいつ、どこで開催されるのでしょうか?
大阪・関西万博の開催場所と開催時期
開催場所 大阪府大阪市此花区夢洲
開催時期 2025年4月13日~10月13日の184日間
大阪・関西万博の開催場所ですが、その名の通り大阪で開催されます。大阪には夢洲という人口の島が存在し、今回、その島で大阪・関西万博が開催されることになりました。
夢洲はもともとごみ処理場として作られた埋立地でした。2008年、オリンピック開催を狙い、選手村として使用する予定でしたが、誘致に失敗して開発が止まっていたところ、今回の大阪・関西万博開催で有効利用されることになったという歴史があります。
大阪・関西万博は2025年に開催され、大きな万博としては2005年の愛知万博、大阪で行われるものについていえば1970年以来になります。つまり、大阪で行われる大規模万博としては55年ぶりになるというわけです。
大阪万博(関西万博)のテーマ
出典: 大阪府HP
今回の大阪・関西万博では、『いのち輝く未来社会のデザイン』というものをテーマにしています。
人類はその発展の過程で、自然破壊をしたり、不均衡な社会を作り上げてしまったりという事実があります。そんな現実を受け止め、現在の発展した技術を使用して持続可能な社会を作り上げていく必要がある、という考えから上のようなテーマ設定がなされたようです。
また、大阪・関西万博は目指すものとして次の2つを挙げています。
- 持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献
- 日本の国家戦略Society5.0の実現
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2030年までに達成すべき17の目標のことです。例えば、貧困をなくす、質の高い教育をみんなに届ける、ジェンダー平等の実現、などものがあります。
2030年までにこれらの目標を達成するために、2025年という年に開催される大阪・関西万博は大きな役割を担っているということができるでしょう。
日本の国家戦略Society5.0とは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」と内閣府が定義しています。
Society5.0を実現することによって、最新技術が持続可能な社会の達成に貢献し、持続可能な開発目標(SDGs)を達成することにもつながるでしょう。
大阪・関西万博を行うことによるメリット
持続可能な開発目標(SDGs)やSociety5.0を実現に貢献する以外にも大阪・関西万博を行うメリットはさまざまあります。大阪・関西万博では、日本の国内外から多くのもの、人が行き来するため、次のようなメリットがあります。
- 多様な交流によるイノベーションの発生
- 日本文化を発信する機会が得られる
- 交通インフラの整備によって、大阪のアクセスが便利になる
大阪・関西万博では、最新技術を使用したものや、世界中の人が集まるため、それぞれが触発され、今まではなかった発想が生まれ、新しいイノベーションが発生することも考えられます。
そうなれば、持続可能な社会の発展にその新技術を生かすこともできるようになるでしょう。
また、日本で開催される万博であるということから、日本文化を世界に発信するよい機会にもなります。大阪はかつて豊臣秀吉の城下町になったり、江戸時代は「天下の台所」と呼ばれ、経済と文化の要となったりなど、歴史的に重要な土地でもあることから、アピールの良いチャンスとなるでしょう。
そのほかにも、海外から人が来るため会場周辺の交通インフラを整える必要があるため、今までよりも交通アクセスが便利になるという利点も考えられます。アクセスが便利になると、大阪万博が終わった後も長期的なメリットともなるでしょう。
大阪万博(関西万博)の期間と経済波及効果は?
出典: 大阪府HP
大阪・関西万博の期間は2025年4月13日~10月13日の184日間で、約半年間になります。
また、大阪・関西万博は経済に与える影響も大きく、経済波及効果は約2兆円といわれています。
経済波及効果といわれてもよくわからないという方もいらっしゃるかもしれないので、言葉の確認もしておきましょう。
大阪・関西万博では、会場の建設費、運営費などがかかることが予想されます。経済効果がみられる仕組みとしては、会場の建設などを行うにあたって、さまざまな業者が動くことになるわけです。
つまり、建設を行う業者や、建設のために必要な材料を作る業者など広い範囲の人々が動くことになります。
多くの人が大阪・関西万博のために仕事をすると、その仕事をした人々はお給料をもらい、そのお給料を使って消費活動をするという流れができるでしょう。その消費活動がきっかけとなり、新たな生産活動が行われるようになる、というのが経済波及効果です。
また、今回の大阪・関西万博では、インバウンドと呼ばれる海外から日本へ来る人々が国内の消費を増やします。それも経済に大きな影響を与えるものと予想されます。
大阪IR構想やリニア建設による経済効果も
経済波及効果に関して、今回の大阪・関西万博だけでは一時的な経済効果しか見込めないという可能性が考えらえます。
そのため、IRと呼ばれる統合型リゾートの建設や、リニア建設なども考えられていて、大阪万博と組み合わせることでより大きく、継続的な経済効果を生み出すことも可能です。
IRとはIntegrated Resortを略したもので、日本語でいえば統合型リゾートになります。IR建設の計画は大阪IR構想と呼ばれ、カジノ、劇場、ショッピングモールなどのさまざまな施設を建設することで、観光施設として人を集めることができます。
また、リニアと呼ばれる最高速度500キロで走行する新幹線の建設も考えられていて、リニアを利用すると移動時間を短縮することができ、観光業の活性化なども見込めます。
現在存在している新幹線よりも短時間で移動することができるなら、遠い観光地にも行ってみようと思う方もいるでしょう。
上記の大阪IR構想やリニア建設は大阪万博が終了した後に完成予定ではありますが、大阪万博との相乗効果や、その先を見据えた計画が考えられているというわけですね。
大阪万博(関西万博)の期間に企業PRを成功させるには
各企業は、大阪万博に参加することで、PRを行うことができます。その方法には多くのものがあります。PRを行うための方法はこちら。
- パビリオン出展
- 会場整備参加、運営参加
- 営業参加
- 広報、プロモーション参加
他にも参加方法ございますが、今回は以上の4つに絞ってご紹介します。
大阪・関西万博のパビリオンに出展
1つ目のパビリオン出展ですが、大阪・関西万博にて仮設の施設を出店することによって参加する方法です。こちらの方法では、パナソニックや吉本興業ホールディングスなど、有名企業も多数参加しています。
大阪・関西万博の会場整備参加や運営参加
2つ目は、会場整備参加、運営参加です。この方法では、万博の会場に必要な施設や物品を用意したり、運営に必要な人員を提供したりすることによる協力ができます。
大阪・関西万博に営業参加
営業参加になります。営業参加では、レストランの出店や、お土産品等を売る店舗の出店などを行う参加方法になります。飲食店などが参加しやすい方法です。
大阪・関西万博に広報プロモーションで参加
4つ目は、広報、プロモーション参加。こちらは、大阪万博を広報、プロモーションを行う参加方法になります。広報などに強い企業はこの方法が向いているでしょう。
以上、4つの方法を紹介しましたが、各企業の規模や特徴などによって、どの方法で参加するのがよいかなど変わってくるため、企業PRを成功させたいと思う場合は、どの方法が自社に最も適しているかを検討し、適切な参加方法で参加することが必要になります。
大阪・関西万博に参加することで、会場に企業の名前を表示してもらえたり、大阪・関西万博という名称を使用することができたりいったメリットがあります。
上記の4つの中で考えた場合、基本的にはパビリオン出展を行う場合が最もPR効果が高いでしょう。パビリオン出展では、大阪万博に来る多くの人に直接企業の魅力を伝えることができるでしょう。
パビリオン出展をする労力や予算がある場合やこの方法をとることが最もPR成功に近づくでしょう。
大阪万博に参加するという以外にも、屋外広告(大型ビジョン)を使用して企業PRを成功させるという方法もあります。
大阪万博(関西万博)の期間に屋外広告(大型ビジョン)で企業PRをするメリット
屋外広告(大型ビジョン)とは、都市部などにある建物につけられているビジョンに広告を映し出す宣伝法のことです。
屋外広告(大型ビジョン)の特徴として、多くの人にPRすることができ、目に留まりやすい点がありますが、なぜ大阪万博の時期に屋外広告(大型ビジョン)が有効なのでしょうか?
大阪万博(関西万博)の時期に屋外広告(大型ビジョン)が有効な理由
大阪・関西万博の開催期間には、海外または国内から多くの人が会場やその周辺に集まります。そのため、通常よりも屋外広告(大型ビジョン)によってPRできる人数が多くなるということです。
屋外広告(大型ビジョン)は、広告で扱う商品に興味がない人にも効果があるといわれており、ほとんど日本の企業や商品に関する知識がない海外の人々の興味を引く可能性もあります。
つまり、単純に大阪・関西万博開催中は、広告を見てくれる人が増えるから屋外広告(大型ビジョン)が有利というわけですね。
今回は大阪・関西万博について、企業PRを成功させるための効果的な方法を紹介しました。
大阪・関西万博は非常に多くの人が集まり、PRの大きなチャンスともなるため、この機会を有効に活用していきたいところです。
企業という立場で大阪・関西万博にかかわらないという方も、最新技術が世界中から集まったり、持続可能な社会に貢献するための価値あるイベントでもあったりするため、一般の方も訪れてみると面白いかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大阪万博(関西万博)の開催中に大型ビジョンの利用で効果的なPR活動を!
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