2021.02.07 INFO

新型コロナ対策!抗ウィルススプレーの種類と選び方について

新型コロナ対策!抗ウィルススプレーの種類と選び方について

 

昨今、世界的感染拡大が問題になっている新型コロナウィルス。

マスクの着用やアルコール除菌など個人で出来る感染防止対策を皆さん行っていらっしゃると思います。

特に【高齢者・赤ちゃん・妊婦さん】に至っては一般の方よりも、より厳しく物を厳選する必要がありますね。

今回はこの新型コロナ禍で注目を集めている【抗ウィルススプレー】に軸を置いてみます。

 

抗ウィルススプレーとは?そしてその種類とは?

 

抗ウィルススプレーとは?そしてその種類とは?

 

抗ウィルススプレーとは、名前の通りウィルスとなる菌そのものを分解する成分が入ったものとなり、この新型コロナ前から存在しています。

特にインフルエンザの流行時期前にはドラックストアなどで見る機会が多くありましたね。

さて、こういったものの中に多く含まれる言葉である【除菌・抗菌・殺菌・滅菌・消毒】ですが、これらは薬機法に基づいて表記できるものと出来ない物が存在します。

除菌

菌を取り除くという意味。薬機法に基づくと『医薬品又は医薬部外品以外は殺菌と表記出来ない』事がある為、除菌という言葉を使用しています。

例:アルコールスプレー等

殺菌

特定の菌を殺すという意味。菌の種類や数に制限がなく、少なくなれば殺菌したと言える。

医薬品又は医薬部外品のみに表記可能。

例:薬用せっけん等

抗菌

菌の繁殖を抑制するという意味。

直接的に殺菌や除菌できるわけではないので、殺菌、除菌できる成分と一緒に入っていることが多い。

例:抗菌スポンジ、抗菌便座シート等

滅菌

ありとあらゆる菌を殺すという意味。日常生活では見ることがほぼありません。

病院の器具には滅菌が必ずしてあります。

消毒

菌の活動を弱め、人体に有害な物質を無害化するという意味。

全ての菌を無害化、除去できるわけではない。

という部類に分かれます。

次に抗ウィルススプレーのタイプです。

種類は大きく分けて

1、ウィルス自体を除菌するタイプ

2、ウィルスにくっつき、低減するタイプ

3、ウィルスを分解・除去するタイプ

この3種類が挙げられます。

まず、1の【ウィルス自体を除菌するタイプ】は、主にアルコールや塩素系の薬品を使っているものです。

一般にドラックストアなどでも数多く販売されているのがこの除菌タイプですね。

次に、2の【ウィルスにくっつき、低減するタイプ】です。

これがいわゆる【抗菌】にあたります。

この抗菌タイプはほとんどの物が1と一緒に入っていることが多いですね。

単純に抗菌だけの物はあまりありません。

最後に3の【ウィルスを分解・除去するタイプ】です。

これは最近話題になっているものですね。

このタイプも【抗菌】に属していますが、特長は【効果の持続期間】が長い事です。

 

抗ウィルススプレーの効果とは?

 

第一章でご紹介した抗ウィルススプレーのタイプを1つずつ見ていきましょう。

まず、【ウィルス自体を除菌するタイプ】です。

これに該当するのが一般的なアルコールスプレーや塩素系スプレーとなります。

菌の除去は可能ですが、使用できる箇所に制限があるものが多いですね。

特に塩素系は赤ちゃんのおもちゃには使用注意です。

赤ちゃんの口に入ったら大変ですし、アルコールも同様ですね。

例えば車のハンドルやドアの取手部分等、大人しか触らない箇所への散布は効果的と言えます。

また、手指に使用できない物も在りますので、注意してください。

アルコールの成分は気化しやすいので、むやみやたらに手に付けると、肌自体の水分が奪われてしまします。特にアルコールの場合、除菌効果があるのが60%~80%の濃度の物のみ(WHOガイドライン参照)です。

80%というとかなり高濃度となりますので、直接手指に付ける場合は60~70%程度にしておくと除菌が可能なようです。

次に【ウィルスにくっつき、低減するタイプ】ですね。

こちらは株式会社UYEKIが販売している【インフクリン】という商品を一例にします。

このスプレーの特長としては

1、ウィルス自体をキャッチし99.9%以上低減できる

2、家庭内のあらゆる箇所に使用可能。

3、マスクの外側へ散布すると外側からウィルスをキャッチする。

4、塩素成分を使用していないのでベビー用品にも使用可能。

5、アルコール成分も低~中濃度なので安心して使用できる。

6、抗菌作用もあり1カ月以上の抗菌作用がある。

というように、かなりメリットの高い物になっています。

除菌もでき、抗菌もできますので一度散布してしまえば細かな手間や手入れなども不要ですので、高齢者、赤ちゃん、妊婦さんの他に、受験前の大事な時期にも活躍しそうですね。

ですが注意書きにもある通り、【マスク内部への散布はしない】ようにしてください。

最後に【ウィルスを分解・除去するタイプ】です。

こちらでは株式会社トップランが販売している【Dr.OHNO】という商品を取り上げます。

最初に断っておくと、この商品は除菌、殺菌などは同時に出来ません。

このDr.OHNOの特長は【光触媒による抗菌で、一度塗布してしまえば半永久的にウィルスを分解・除去してくれる】という所ですね。

これは日光だけでなく、室内灯でも分解・除去が可能ですので、室内の幅広い場面で使用できます。

更に、液がしみこみやすい【木製・布製】へは、1度塗布するだけで半永久的に効果を発揮します。(水ぶきや洗浄をした場合は再度塗布する必要性有り)

まさに【抗菌する為のコーティング剤】ですね。

ですので、使用の際はまず除菌を行い、その上からDr.OHNOを塗布するのがベストです。

この様に抗ウィルススプレーと言っても目的や使用頻度によって使い分けることが重要になってきます。

 

抗ウィルススプレーを選ぶポイント

 

皆さんの家庭で使用する場合、例えばリビングで使用と仮定します。

そこまで広くない、一般的な住宅の場合は2の【ウィルスにくっつき、低減するタイプ】がお勧めですね。

もちろん3で紹介したDr.OHNOを使用して頂いてもOKですが、問題は【コストパフォーマンス】でしょう。

なぜなら、2でご紹介した【インフクリン】は250mlで¥2530-ですが、3でご紹介した【Dr.OHNO】は1本250mlで¥4950-。

価格だけ見たら約2倍です。

アパートやマンションの様な貸家の場合、永久的にそこに住むことは考えずらいでしょう。

1人暮らしの方は特に転勤や転職、結婚、同棲等、そこを離れる理由の方が多いように思います。

そこに半永久的に抗菌をしたところで、引っ越しの際には壁紙は交換になりますしハウスクリーニングが入る事を考えるとそこまでする必要性がありません。

逆に、戸建住宅の場合は【Dr.OHNO】が断然メリットが多いように思います。

一度の散布で済みますし、衣類に塗布しておけば外出から帰った後の家庭内でウィルスが蔓延する事も考えづらくなります。

そして1でご紹介した【ウィルス自体を除菌するタイプ】は常に携帯しておくのがベストですね。今のこのご時世。どこで誰がいつどんなウィルスに感染しているかわかりません。

あまり過敏に反応してもコストが多く掛かってしまいますので、1本を携帯し、後は車と家の入口やリビング程度がいいと思います。

又、職場への通勤時には2か3を塗布したマスクの着用も非常におすすめできます。

やはり外部からのエアロゾル感染が危険ですし、ただマスクをしているだけでは感染防止対策の観点から見れば危険。とまでは言わなくても、せっかくあるものですからしっかりと使用していくのがいいのではないでしょうか。

この様に

1、即効性+短期間抗菌効果×1人 の場合

2、即効性+長期間抗菌効果×1人 の場合

3、即効性+短期間抗菌効果×複数人 の場合

4、即効性+長期間抗菌効果×複数人 の場合

という、大きく分けても4ポイントに分類できますね。

今回は一般家庭で見ましたが、職場や施設の広さや利用人数によってコストも変わってきます。

ご自身の環境をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

最後に

 

抗ウィルススプレーを選ぶポイント

 

今回ご紹介したものは、必ずしも新型コロナウィルスの感染防止が100%出来るものではありません。使っていれば感染しない。塗布してあるから問題ない。と思っていらっしゃるのであれば、それは間違いです。

新型コロナウイルスは【変異】します。実際に日本国内ですでに3種の新型コロナウィルスの変異種が確認されています。

あくまでも【マスクの着用・うがい手洗いの徹底】が基本です。

ですが、【感染防止対策】として、この【抗ウィルススプレー】は新型コロナだけでなく、インフルエンザや風邪にも非常に有効でしょう。

最初に記載した【高齢者・赤ちゃん・妊婦さん】。

特に妊婦さんは薬を飲むことが非常に難しく、麻酔すら打てないことがあります。

赤ちゃんは脳までウィルスが到達してしまっては命の危機になりやすいのです。

マスクや手洗いを当たり前のように行う+ご紹介した除菌方法や抗菌方法で【自身も含めた体を悪い菌から守る】という意味でも、今の生活様式に組み合わせてみてはいかがでしょうか。

 

尚、アドレックスではコロナ対策でとても有効な検温アラームシステムを取り扱っております。ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

   

製品情報

アドレックスの検温アラームシステムのスペック表

  • 本製品で測定されるものは体表温であり、一般的な体温計で計測される体温とは異なります。また計測によりウィルスの感染を判断するものではありません。
  • 本製品によるスクリーニングで発熱の疑いが出た場合、体温計での再検温を推奨いたします。発熱が確認された場合別途、医師の判断を仰いでください。
  • 本製品は、薬事認証を取得した医療機器ではありません。
  • 本製品を用いた診断などの医療行為にはご利用頂けません。
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