2020.12.10 BLOG
withコロナ時代で変化したライフスタイル
今年の初めに中国、武漢から始まった新型コロナウイルス。
その猛威は未だ衰えず、日々感染者が増加の一途を辿っています。
去年の今頃はこんな生活環境になるなんて想定していませんでしたよね。
きっと皆さんも『来年はどこに旅行に行こう』や、『このお店に行ってみたい』等、未来の想像を膨らませていたと思います。
私自身もその一人でした。
ですが、年明けからの感染防止の自粛。
そして3月には【緊急事態宣言】の発令もありましたね。
芸能人の方でも感染が確認され、日本の宝でもあった方が亡くなったり、コロナで舞台などの中止、延期を余儀なくされた俳優やタレントさん。
一般企業でも多くの【コロナ倒産】が相次ぎました。
11月。もう年の暮れだというのに未だに発表されないワクチン開発。
今の生活がいかに以前と違うものになったのか。
そしてこの生活をしていく中で重要視するべきは何なのかを考えていきましょう。
目次
感染防止対策において
10月から始まった【GoToトラベル】
以前ならば旅行代金が安くなり、今まで行けなかった海外旅行や学生の友人同士での旅行、家族サービスの為の旅行で盛り上がっていた事でしょう。
ですが、現在は『感染蔓延の引き金』である可能性が指摘されております。
本来ならば中止するべき事ですが、日本が唯一判断を誤ったと思うのがこのキャンペーンの実施です。
経済を回すのは重要です。
ですが、現状における最優先課題は感染防止対策の徹底とその見直しではないかと考えます。TVのインタビューでこう言っている方もいらっしゃいました。
『外なら密にならないからマスクはいらない』
このような安易な考えを持っている人も今だにいるのが現実です。
そんな事だからいつまで経っても感染に歯止めがかからないのではないでしょうか。
一人一人の【倫理観】や【道徳性】、【危機感の欠如】という点においてはかなり危機的状況の今こそ、感染防止対策とは何なのかを改めて考える必要がありますね。
まず、【感染しないように】と言っても、コロナウイルスは目に見えるものではありませんので難しいでしょう。
ですが、【感染するリスクを減らす為には】という点で考えると、マスクの着用、随時行う消毒、3密の回避が重要ですね。
そして【感染を拡大させない為に】という点においては上記に加えて、不要不急の外出の自粛、企業においてはリモートワークの推奨と出勤者の制限、店舗においては入店人員の制御が考えられます。
また、商品購入などの際の会計時にもキャッシュレス決済をメインに使うようになったのもこのコロナが始まってからだと思いますね。
中には真鍮のキーホルダー型の非接触でタッチパネルなどを操作できるものもありますが、さすがに財布から現金を提示することは難しいでしょう。
その為、カードや決済アプリの使用者が増加したと感じます。
いかに他者との接触機会を少なくするかがポイントですね。
それが【最低限の感染防止対策】だと、私は思います。
医療機関の変化
これは私自身の体験談です。
私の妻は妊娠しており、10月末に出産予定でした。
ここでも大きな変化がありました。それは、【立会出産の中止】です。
当然ですが、院内は妊婦さんと生後間もない赤ちゃん、医療スタッフの方々という空間において、少しでも感染防止を行う措置として妥当だと思います。
私も当初は立会出産を希望しておりましたが、現状それを行う事は難しいので断念しました。同じような経験をした方はかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
その後の面会なども禁止でしたので、初めて生まれた子供と会ったのは退院の時でした。
そしてこれも変わりましたね。
入院していた人が亡くなる時に看取れないという事
新型コロナで亡くなった方は亡くなる際に看取ることが出来きないということが問題になっているそうです。
当然の措置だとは思っていますが、まさに苦渋の判断という形ですね。
また、コロナ感染者が入院する病院でも医療スタッフの不足や病床の不足が今現在でも起こっています。
ヨーロッパでは感染者の数が爆発し、都市部の機能がロックダウンしました。
悲しい現実ではありますが、今後は【誰を優先的に治療するのか】という判断を下さなければなりません。
こんな事、映画のワンシーンでしかなく、実際に起こりえるなんて想像していませんでしたね。
仕事面の変化
この記事を読んで頂いている方の中で、現在リモートワークをしている方は多いと思います。以前ならば会社に通勤し、午前中の仕事を終わらせ、昼食に。
午後の仕事が終わったと同時に、一杯やりに行く人も大勢いらっしゃったでしょう。
ですが、現状は自宅での仕事に自宅での晩酌が多くなったように感じます。
もちろん、飲食店自体がラストオーダーの時間を早めているという点もありますが、コロナウイルスでなければ今でも変わらず外食産業は賑わっていたのかなと思いますね。
外食産業には大きな感染リスクがある為、各社が感染防止に努めなければならず、一概にどれが正解なのかは不透明です。ですので各店舗毎での消毒や殺菌、そのための機器導入などに係る経費の予算も様々ですので、もし外食するとなればそれなりの【自己防衛】を行ってから行くことですね。
私自身、以前は飲食店の店長をしていましたので、飲食業の現状がかなり厳しくなっていることが手に取るように分かります。
閉店した店舗や倒産した会社の方も多く知っていますので、コロナ終息後に再建してほしいとは思っていますが、ワクチンが完成しない限り、収束することは難しそうですね。
ですが、リモートワークが推奨されたことにより、いい面もありました。
それは【家族との時間や通勤時間の有効利用】という所です。
もちろん逆に【コロナ離婚】なんて言葉が出来たくらい離婚件数の増加が見られたようですが、私は家族の時間が増えたことは、会社に感謝しています。
そして通勤時間が自身の趣味の時間にあてられたり、その時間を使って一気に仕事を片付け、休日を1日増やす事も出来ていますので、趣味である【ソロキャンプ】に時間を使う事が出来ているのも事実です。
もちろん出社する時には感染防止対策を行って出社しますし、出来る限り人との物理的距離をとって生活するようにしていますが、【人との精神的な距離】は従来通りにしています。
小売り産業での変化
今ではスーパーなどへ買い物に行くと【消毒液】で手の消毒を行うのが当たり前になりましたね。ですが、以前はどうでしょうか。
唯一行っていたとすれば、妊婦さんやまだ生まれたばかりの赤ちゃんを連れた方、御身体の弱くなってきた御高齢の方がよくやっているのを見かけました。
ですが、一般のサラリーマンの方や学生さんにはそこまで逐一消毒する方の方が少なかったのではないでしょうか。
今では前述したキャッシュレス化が急速に進んでいますが、ほとんどの人が現金主義でしたよね。私もその一人でしたが、出来る限りコロナウイルスの感染防止に努めるために今ではすべてキャッシュレスになりました。
基本現金を扱うのは自販機ぐらいでしょうか。そのくらい一気に頻度は減りましたね。
また、一度手に取った食材を棚に戻すという事を注意喚起している店舗も多くなったように感じます。
もちろんコロナウイルス前から野菜や魚などの非加工食材はそうだったと思いますし、加工食品でいくらパッケージしてあるからと言ってむやみやたらに触って戻すことはなかったと思いますが、店側があえて張り紙などで注意喚起しだしたのはこの頃からでしょう。
休日の過ごし方の変化
これは多くの方に共通するのではないでしょうか。
大型のショッピングセンターや公共施設、密集しやすいような観光地などに行く機会はめっきり減ったと思います。尚、どこの施設にもコロナウイルスの感染防止対策として、検温システムが設置されております。
中には感染防止をすれば大丈夫という考えの方も多く、特に気にしないという方もいらっしゃるとおもいますので、一概には言えませんが、私はかなり減りました。
基本的には子供との散歩や食材の買い出し以外はほとんど家で過ごしています。
たまに車の洗車などを家族で行いますがその程度ですね。
もちろん生まれたばかりの子供がいるためでもありますが、一番は【自分自身と家族が感染しない】という事と、【わざわざリスクをとる必要がない】という点が人一倍強いからでしょうね。
別に旅行は今行かなくてもいいと思いますし、美味しい物ならば今後も食べれますし。
今しかできない【子供の成長】を見るほうが旅行なんかよりもよっぽど優先順位は高いと感じます。
最後に
今回はコロナウイルスの発生前と発生後の生活環境がいかに違うものかを再度確認して頂きたくこの記事を書きました。
本来であればオリンピックが行われ、日本中が活気あふれる年になり、世界的に見ても日本が先進国として素晴らしい国であると見せることが出来るはずだった今年。
コロナウイルスが蔓延してしまい、制限や中止が数多く発生し、抑制された年になってしましましたね。
ですが、この環境の変化の中でも【生きる】という事が大前提です。
自身の感染防止はもちろんですが、家族、職場の方、接触機会の多い方など【他人への思いやり】を再確認する為の年だったのでしょう。
来年こそは日本中が活気あふれる年になる事を願うばかりですね。
尚、アドレックスでは新型コロナウイルス対策でとても有効な検温アラームシステムという非接触タイプの検温機器などを提供しておりますので、もしよろしければそちらの商品も是非ご検討下さい。
製品情報
- 本製品で測定されるものは体表温であり、一般的な体温計で計測される体温とは異なります。また計測によりウィルスの感染を判断するものではありません。
- 本製品によるスクリーニングで発熱の疑いが出た場合、体温計での再検温を推奨いたします。発熱が確認された場合別途、医師の判断を仰いでください。
- 本製品は、薬事認証を取得した医療機器ではありません。
- 本製品を用いた診断などの医療行為にはご利用頂けません。