2021.08.19 BLOG
コロナ禍でのデジタル販促!感染防止対策もできる心強いデジタルサイネージとは
2020年初頭から感染を拡大させている新型コロナウィルス。1年以上たった今でもその感染力は衰えず、4度目の緊急事態宣言の中でも都内1日当たりの感染者数は5000人を超えている今、どこで誰が感染するか本当の意味で分からなくなっています。
そんな中でも店舗販売を行っている方々は試行錯誤している中で、今注目されているのが【デジタルでの販促】です。
今までは紙媒体や音声が主流だった商品販促ですが、最近になって注目を集めているデジタルサイネージ。今回はそんなデジタルサイネージの解説と店舗導入の際のポイント、話題のデジタルサイネージをご紹介していきます。
デジタルサイネージとは
今までは商品の販促と言えば【広告費を支払い、ポスター等の掲示物を作り、商品を販促する】というのが主流でした。もちろんこれは未だに多くのシェアがあります。
ですが、デジタルサイネージとは【広告費用を一切かけずに自社でデータを作成し、自社の最も販売したい商品を、自社のタイミングで自由に打ち出せる広告】というものです。
例えば飲食店で解説すると、今までは屋外に据え置くメニューを見て顧客が入店という流れが多い印象ですが、これをデジタルサイネージに置き換えてしまえばメニューはもちろん、店内の雰囲気や今日のおすすめ商品、テイクアウトの宣伝や系列店の宣伝等1枚の看板ですべてが可能になります。
アパレル業界でも多く起用されています。
季節ごとにトレンドが目まぐるしく変わる業界なので、その広告費は一般的な企業に比べると文字通り『桁違い』です。
1枚のポスターを本部が決めて、それを各店舗に配布し、掲示箇所を決めて集客するスタイルが多いと思います。
これをデジタルサイネージに置き換えると、本部は起用するポスターを決定し、そのデータを管理端末に入れ、全国の店舗ではデータをダウンロードしてサイネージに保存するだけで一斉に打ち出すことが可能です。
データなので輸送費用や人件費も掛からず、ポスターよりも美しい画像で顧客の目に届ける事が出来ます。
デジタルサイネージとは【電子式広告媒体】というもので、今までは看板やポスターに頼っていた自社・商品のPRや注意情報等をデータとして一括管理する事が可能になり、余計なコストを掛けずに宣伝が可能な機器の事です。
ではなぜ最近になってこのデジタルサイネージが注目されているのでしょうか。
それは【広告宣伝+検温機能】という画期的なサイネージが登場したからです。
このコロナ禍において最も重要な【検温機能】を兼ね備えているので、従来のデジタルサイネージではなく検温機能付きの機器が選ばれています。
また、検温機器導入のコスト+宣伝広告費のコストを1台で賄えるという事も機器導入の選択肢としては重要なのでしょう。
この検温機能付きのデジタルサイネージは多くの公共機関や病院、研究所などでも活用されている事を踏まえると、かなり高性能であることが分かります。
デジタルサイネージの選び方のポイント
前述したデジタルサイネージは主に店舗の入り口に設置して利用します
入店した顧客の検温データを正確に把握し、クラウドで管理する事で誰が・いつ・どの店で・何時間滞在したのかが確認しやすくなる為です。
万が一の場合でもしっかりとクラウド管理を行っておけば情報の共有等もしやすくなります。
ですが、デジタルサイネージと言っても種類は様々です。
ここでは選び方のポイントを幾つかご紹介します。
まず1点目は【機器の大きさ】です。
アパレル店舗などの場合は入口が大きめに確保されていたり、動線が広く取られているので大型のAI検温機能付きデジタルサイネージを導入する事が出来ます。
入場者数も多い週末などでも十分活用できるでしょう。
逆に店舗の入り口が狭い飲食店などではタブレットタイプの検温機能付きデジタルサイネージがおすすめです。
アパレル同様週末の顧客数が多いと言っても席数に限りがあり、回転数も閉店までという制限があるので、あまり大型の機器を導入しても持てあましてしまいます。
設置する場所に見合った大きさの機器を選びましょう。
次に【1日当たりの想定検温人数】です。
前述した例を使うと、アパレルの場合は1日当たりの入場人数は多く、一度に入って来る顧客数も多い印象です。
大型のAI検温機能付きデジタルサイネージであれば一度に15~20人までの検温が可能なので検温スピードも速く、検温時以外であれば広告看板としてしっかりと自社商品PRに活用できます。
飲食店であれば入口側に設置すると店内奥に行けば行くほどその広告は見づらくなってしまうので注意が必要ですが、『この店に入ってみたい』と思わせることは可能です。
その為、検温機能付きデジタルサイネージの大きさはタブレットタイプの自立型又は据置型がおすすめです。
あくまでも検温をメインとするならば検温以外には店舗のメニュー紹介などを少し盛り込んだ広告を流しておくといいでしょう。
入口が狭いのにも関わらず大型のサイネージを設置してしまうと動線の確保が難しくなったり圧迫感を与えてしまうので注意してください。
次に【導入の際のコスト面】です。
いくら検温機器を高性能にしたい!と言っても高額な機器を導入するには今の状態ではリスクが大きく、中々踏み出せないのも事実です。
ですが、この検温機器がレンタルならばどうでしょうか。
定額のレンタルであれば購入の様な大きい金銭的負担は少なく、保守や点検も定期的に行う事が可能です。特にAI機能を搭載したモデルは精密機械なので飲食店で気になるのは【汚れ】です。しっかりと定期的にメンテナンスしてもらえるのも短期レンタル品のメリットでしょう。
また、急な政府の発令などにも柔軟に対応できるので、購入よりもレンタルで検温機を導入するのがいいと思います。
このようにデジタルサイネージを選ぶポイント
①、自店舗に見合った大きさ・性能の機器を選ぶ事
②、検温人数を想定して無駄のないようにする事
③、短期レンタルをして見て検討する事
この3点が重要になってきます。
もちろん長期レンタルを検討されている方や最初から購入を考えている方もいらっしゃると思いますが、最初からサイネージ機能を使いこなすのは機械になれている方でないと難しいと思いますので、まずは短期的にレンタルをしてみて、使い方が分かってからでも購入は遅くないという印象です。
DS-43S AI+というデジタルサイネージ&AI検温機器
さて、デジタルサイネージ機能と検温機能を兼ね備えた機器というのは現在でもあまり種類が多いとは言えません。
ですが、いずれをとっても高性能である事は間違いないでしょう。
今回ご紹介するのはそんなサイネージ機能を持った検温機器の中でも病院や公共施設で幅広く活用され、今注目を集めている【DS-43S AI+】という機種になります。こちらの機種は、弊社アドレックスで取り扱っております。
こちらは自立型大型ディスプレイを内蔵したデジタルサイネージで、上部にサーモグラフィカメラを搭載した機種です。
画像解析機能によって人の顔のみを正確に検温し、ディスプレイに表示する事で周囲の人にも他者の体温が確認出来ます。
また、マスクをしたままでも検温が可能となっているので、検温の度にマスクを外すよりも感染リスクが大幅に減少しています。
細かい部分をご紹介していきましょう。
まず、一度に検温可能な人数は、最大20名を同時検温が可能です。1人あたりに掛かる計測時間は0.5秒と短時間なので立ち止まる必要がありません。検温精度も±0.3℃と高性能で、仮に発熱者がいた場合もディスプレイで周囲の検温者が確認出来るので飛沫感染や接触感染防止に繋がります。
発熱者を検知した場合、顔色別を確認出来る枠が赤色に変化し、アラームが作動するように設計されています。また、この顔認識機能によってホットコーヒー等の熱源感知による誤作動も防止しています。
また、管理方法も1台の管理端末で複数台のDS-43S AI+を管理する事が可能です。
これにより遠隔での監視や一括での設定変更、万が一の場合のデータログの確認等もスムーズに行う事が出来るので安心できるのではないでしょうか。
そして大型のディスプレイなので宣伝効果も高く、検温時以外にも活用できます。
このコロナ禍が収束したあとに検温機器だけが残ってしまっては使い道が無かったり、最悪ゴミとして処理するほかありません。
このDS-43S AI+であればそんな心配もしなくて済みそうです。
このように現在は検温機器として優秀でも、コロナ終息後の使用方法も考えられて作られたデジタルサイネージは、今後今以上に導入規模を拡大していくと共に、我々の生活にはマスクの着用同様『当たり前』になっていくことが予想されます。
アドレックスでは大規模のイベントでも活用できる、今回ご紹介をしたDS-43S-AIや小型タイプのKS-Compactを1日から短期レンタルできるプランを提供しております。また、機器の販売もしております。
イベントなどを開催予定のお客様は是非ご活用下さいませ。